大人の発音・滑舌・発声方法の改善レッスン。オンライン会議や接客の際に伝わりやすい話し方

2020年5月11日

仕事上のやりとりや、プレゼン、電話、接客など、社会人の方は人前でお話をする機会が多いですよね。

声の出し方や発音、滑舌、話し方の問題について、声や発音の専門家である言語聴覚士がわかりやすく紹介していきます。

このようなお悩みはありませんか?

声や話し方について、相談を受けることの多い内容を紹介します。

  • 会話中、相手から聞き返されることが多い
  • ことばを噛んだり、つまったりしてしまうことが多い
  • 言いにくい音やことばがある
  • 人前で話すとき、声が通らない気がする
  • 緊張してうまくお話できない時がある
  • 声がうわずったり裏返りやすい
  • 電話応対・プレゼン・会議・接客など仕事で声を出すときの悩みがある
  • 声を使う仕事をしていて、発音や滑舌、声の出し方の改善方法が知りたい

このように、お話の仕方や声の出し方について苦手意識を持っている方は多いです。

ことばやコミュニケーションは、日常生活や仕事にも深く関わってくる問題です。

自分の声や話し方について悩みが大きいと、自分に自信が持てなくなり、本来の自分の力を出せなくなってしまうこともあります。

でも、声や話し方の悩みのほとんどは、トレーニングで改善できるんですよ!

まずは話し方についてのお悩みについて、3つの原因に分けてアプローチ方法を紹介していきます。

話し方のお悩み3つの問題

  1. 発音・滑舌の問題
  2. 声の出し方の問題
  3. 話し方の問題

これらが組み合わさっている場合もあります。

吃音の症状のある方の場合は、複数の原因が組み合わさっていることが多いため、まずはご相談くださいね。

これからそれぞれ詳しく解説していきますので、ご自分がどのタイプに当てはまりそうか考えてみてください。

アプローチ1:発音・滑舌の問題

特定の音が言いにくかったり、正しく発音できない場合に当てはまります。

  • 「さ行」「ら行」など言いにくい音がある
  • 「し・ち・じ・り」など、「い」の段の音が言いにくい
  • 滑舌が気になる
  • 特定の名称が言いにくい
  • 敬語でよく噛んでしまう など

日本語には、発音のしやすい音と、しにくい音があります。

特に、さ行・ら行は、日本語の中では発音しにくい音です。

「し」「ち」「じ」「り」など、「い」の段の音が言いにくい場合もあります。

ご自分では言えていると思っていても、お会いしてみると間違った発音のくせがついていたという場合もあります。

発音の問題は、練習で改善できますので安心してくださいね。

側音化構音とは?「き」「し」「ち」が言えない原因と、発音を治す練習方法(構音訓練)

敬語や尊敬語が言いにくい場合

ビジネスで使う場面の多い敬語や尊敬語の例を見てみましょう。

  • みました→「拝見しました」
  • みましたか?→「ご覧になりましたか?」
  • 送ります→「お送りいたします」
  • 来ました→「来られました」「いらっしゃいました」「お見えになりました」
  • わかりました→「承知いたしました」

このように、敬語になると、文章がやや長くなり、「さ行・ら行」が増えます

「さ行・ら行」など正しく言えていない発音があると、仕事上の会話でも全体的な明瞭度が下がったり、噛んでしまう原因になります。

言いにくい音やことばがある場合は、発音の問題が隠れていることもありますので、一度ご相談ください。

吃音の症状がある方も、特定の音が言いにくかったり、つまってしまうことがあります。吃音の症状についてもお気軽にご相談ください。

アプローチ2:声の出し方の問題

ことばがつまってしまったり、声が出しにくいと感じることはありませんか?

  • 声が出しにくい、のどがつまる感じがする
  • 会議やプレゼンなどで人より声が通らない
  • 声が小さい、聞こえにくいと言われる
  • 緊張すると声を出しにくい
  • よく響く声の出し方が知りたい

発音方法に問題がないけれど、聞き取りにくいという場合は、「声の出し方」に問題がある場合があります。

同じ内容の話をしていても、「良い声」の人の方が聞き取りやすく、相手の印象もよくなります。

「良い声」とは、「発声時に喉を痛めず、よく響く声」のことです。声の出し方を変えると、「良い声」に変わっていきます。

良い声はトレーニングで作れます

よく通る声、人に伝えやすい声を出すにはコツがあり、練習すれば誰にでも可能です。

声をよく使う職業の方にとても多いのが、相手に声を届けようとするあまり、口や舌、喉の力が入りすぎている場合です。

吃音の症状がある方も、初めの音に力が入って出しにくくなる場合があります。

ボイスセラピーでは、うまく喉の力を抜いて、声を出しやすくする方法をお伝えしています。

アプローチ3:話し方の問題

声やことばのお悩みのほとんどは、これまで紹介してきた、「発音・滑舌」と「声の出し方」のトレーニングで改善することが多いです。

それに加えて、次の3つのポイントを意識してコントロールすることで、話し方や表現をさらにスキルアップさせることができます。

  1. 声の大きさ・高さ・話すスピード
  2. 表情・口ぐせ・ジェスチャー
  3. 話す内容の構成とリハーサル

これらのポイントごとのテクニックを知っているかどうかで、言葉の伝わりやすさが変わります。

話し方のレッスンでは、話す内容をわかりやすく伝え、説得力をあげる話し方の練習をしていきます。

まとめ・終わりに

今回は、大人の方の滑舌・発音、声の出し方、話し方のお悩みと改善方法について紹介しました。

滑舌や声の出し方は、トレーニングによって大きく改善させることができます。

声の出し方が変わると、自分に自信がつきますし、日常生活やビジネスでも良い効果が波及することが多いです。

KIZUKIでは国家資格・言語聴覚士による個別のレッスンが可能

KIZUKIでは、言語聴覚士による個別のレッスンを行なっています。

個別ですので、プライベートな空間でお話を伺い、必要なトレーニングを実施することができます。

  • 発音・滑舌改善レッスン
  • 「良い声」の出し方のレッスン
  • 伝わりやすい話し方のレッスン
  • 吃音のある方のサポート

これらの内容を組み合わせてプログラムを作ります。

オンライン:1回 4,000円(30分)

教室:初回相談5,000円(30分)、 1回8,000円(50分)

どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

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