STEM教育とは?プログラミング必修化と合わせた子どもに必要とされる教育法

2020年5月17日

最近「STEM教育」という言葉がよく聞かれるようになりました。

今回、STEM教育とは一体どういったものなのか、解説したいと思います。

STEM教育とは?

STEM教育とは、4つのワードの頭文字を取った言葉です。

  1. S:Science(科学)
  2. T:Technology(技術)
  3. E:Engineering(工学)
  4. M:Mathematics(数学)

子どものプログラミング遊びを通して論理的な思考力も身につきます

STEM教育は上記の4つの理数系科目を重点的に取り組む教育方法で、21世紀に入ってから注目を集めています。

なぜSTEM教育が重要視されているのか?

STEM教育が重要視されている理由としては、「自ら学び、自ら考える」子どもを育てるのに、STEM教育が有効とされているためです。

STEM教育では、以下の能力が養われます。

  1. 自発性
  2. 創造性
  3. 論理的思考力
  4. 問題解決力

20世紀以前には、暗記型の学習方法によって大学受験や社会人としても成果をあげることができました。

しかし、日本は今後、少子高齢社会がますます進み、難しい局面を迎えます。

そんな見通しがしづらい社会においても活躍できる人材を育成するのがSTEM教育であると言われています。

中でもプログラミングに注目が集まっている

STEM教育の中にも4つの分野がありますが、情報科学の一分野であるプログラミングが最も注目を集めています。

なぜならば、AIが急速に発展しており、今の子どもたちが大人になる頃には、プログラミングスキルが社会人として必須と考えられているためです。

それを受け、文部科学省も2020年度より、小学校・中学校の義務教育においてプログラミング必修化します。

今ある多くの仕事がAIによって代替され、なくなると言われています。

そんなAI社会においては、AIを使いこなすことができる、高いプログラミング能力を持った人材が必要となります。

子どもにの頃からSTEM教育によってプログラミングスキルを磨くことで、大人になった時に自立することができます。

STEM教育は発達に凸凹がある子にもオススメ

STEM教育の中でもプログラミング教育は、発達に凸凹がある子にもオススメです。

プログラミングはコンピューターに命令を行い、ロボットを動かしたり、ゲームを作ったりします。

ボットリーは付属のリモコンを使って簡単にプログラミングを体験できる

コンピューターは曖昧な命令を理解できず、具体的にやることを1つずつ指示してあげる必要があります。

プログラミングでコンピュータを操作することを学ぶことはコミュニケーションの発達にも繋がります

さらに、AIの発展によってプログラミングは文字の読み書きに並ぶ必須スキルになると言われています。

プログラミングスキルを学び、高いコンピュータスキルを持つことは将来の生きるチカラになります。

KIZUKIは教員免許を持つ講師によるプログラミング遊びを

KIZUKIでは、数学、情報・工業の教員免許を持つ講師がプログラミング遊びによるカリキュラムを提供しています。

カリキュラムと言っても、教科書的なものではなく、興味・関心などお子さまの個性を最優先します。

複数用意したプログラミング教材の中から、その子に合った教材を用意し、じっくりと取り組んでいきます。

プログラミングでつまづきやすいポイントは何度でも一緒に取り組み、遊びを通じてプログラミングを自然と学べます。

まとめ・終わりに

今回、今注目されているSTEM教育について紹介しました。

STEM教育は科学・技術・工学・数学の4つの理数系分野を重点的に学ぶ教育方法です。

AI時代に求められる自ら考え、自ら学ぶ人間になるためにSTEM教育は有効と言われています。

特にプログラミング教育は、将来のAI社会が進む中で社会人としての必須スキルです。

ぜひ、お子さまにSTEM教育でAIに負けない能力を育みましょう。

KIZUKIでは個別のSTEMレッスンを行っています

KIZUKIのレッスンは個別ですので、お子さんの興味に合わせた内容で、お子さんの理解のスピードに合わせたレッスンを行うことができます。

体験レッスンも随時行っておりますので、ぜひご参加くださいね。