おちつきがない子や、ADHDの診断がある子にもキッズヨガがおすすめな5つの理由
キッズヨガとは、子どもの心と身体の成長を育むためのアメリカの教育プログラムです。
キッズヨガにはすべての子どもにおすすめですが、落ち着きがなかったり、ADHDの診断のある子にもおすすめな理由について紹介します!
キッズヨガとは?アメリカの教育プログラム
キッズヨガは、心と身体を成長を育むためのアメリカ発祥の教育プログラムです。
現在とても注目されていて、キッズヨガを授業に取り入れる学校も出てきました。
大人のヨガとは違い、動物になりきったり、音楽に合わせたりして、遊び感覚で楽しむことができるのが特徴です。
キッズヨガについてはこちらのページで詳しくご紹介しています。
ADHD(注意欠陥多動性障害)とは?
ADHD(注意欠陥多動性障害)とは、不注意・落ち着きのなさ・多動性・衝動性などの問題があり、日常生活や学校生活に影響を及ぼしている状態のことを言います。
決して珍しい疾患ではなく、子どもの約5%にADHDがあると言われています。
ADHDの症状があると次のような問題が生じることがあります。
- 集中できる時間が短い
- 少しのことで気が散りやすい
- 忘れものが多い
- じっと座っていられない
- ケアレスミスが多い
- 衝動的な行動が多い
これらの症状があると、授業や学習に集中できないため、学習が遅れることもあります。
二次的な問題として、心が不安定になったり、すぐにイライラしてしまうこともあります。
おちつきのない子にもキッズヨガがおすすめな理由
キッズヨガでは、遊び感覚で楽しみながら、子どもの持つ様々な能力を高める効果があります。
おちつきがない子や、ADHDの診断がある子にもキッズヨガがおすすめな理由を5つ挙げて紹介していきます。
- 一つひとつのポーズに集中できるように
- 心が安定し、落ちついて行動できるように
- 活動のオンオフを切り替える練習に
- 身体の動かし方をコントロールする練習に
- 自分のペースで楽しみながら取り組める
一つひとつのポーズに集中できるように
キッズヨガでは、ひとつのポーズをとるために集中力を必要とします。
どのように身体を動かせば良いか考え、自分の身体の動きや呼吸に意識を向けて、静止します。
子どもがイメージしやすい身近な動物になりきったり、ゲームを取り入れたりと工夫をしながら、むりなく一つひとつのポーズに集中できるようにしていきます。
キッズヨガを通して、活動に集中できる時間をのばしていきます。
心が安定し、落ちついて行動できるように
キッズヨガでは、呼吸を大切にしています。
自分の呼吸に意識を向けることで、情緒を安定させたりリラックスさせる効果もあります。
おちつきのない子の中には、心が不安定になりやすい子も多いです。
ヨガの中で心を安定させる練習をすることで、日常生活でストレスを感じた時にも落ちついて行動できるようにしていきます。
活動のオンオフを切り替える練習に
キッズヨガでは、元気に体を動かす時間と、横になって身体を休める時間があります。
キッズヨガは、活動のオンオフの切り替えの練習としても最適です。
活動のオンオフがうまくできることで、どのような活動にも落ち着いて参加しやすくなります。
身体の動かし方をコントロールする練習に
多動性があったり、体を動かすことが好きな子でも、体の動きを自分でコントロールすることは苦手な子も多いです。
キッズヨガでは、様々なポーズをとることで、いろいろな筋肉を動かします。
目的のポーズをとるために、身体の動かし方をうまくコントロールする練習をしていきます。
自分で身体の動きをうまくコントロールできるようになると、多動性や衝動性のコントロールにもつながります。
自分のペースで楽しみながら取り組める
キッズヨガでは「いい子」である必要はありません。
勝ち負けもありません。
その日のうちに「できた」「できない」と結果を評価するよりも、その子の考えや意欲、行動、ありのままの姿を受け入れ、一緒に楽しめる時間を作ります。
なかには「自分にはできないからいやだ。やりたくない」というお子さまもいらっしゃいます。
長期的な視点で、いろいろな遊びからきっかけ作りをサポートしながら、その子が楽しんでヨガをできる環境を作っていきます。
キッズヨガを通して、楽しみながら子どもたちの持つ様々な能力を高めていくことができます。
まとめ・終わりに
現在、キッズヨガレッスンの新規お申し込みは受け付けておりません。